サンマンのCPP樹脂は、ポリプロピレンを塩素化して製造される熱可塑性樹脂です。無毒の白色または淡黄色の粒状固体で、塩素化炭化水素、トルエン、ブタノン、その他の混合溶媒などの有機溶媒に容易に溶解します。また、硬度が高く、耐摩耗性、耐酸性、耐塩水性、耐老化性などの優れた特性を備えています。
〈7〉塩素化ポリプロピレンは、製造工程においてポリプロピレンを溶媒に溶解し、塩素ガス中に通して塩素化反応を行うトリクロロメタン溶媒法により製造されます。塩素化溶液を除去した後、塩素化ポリプロピレン溶液が得られ、この塩素化ポリプロピレン溶液を乾燥、造粒して塩素化ポリプロピレン製品を得る
当社のCPP樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、紙、アルミニウムコーティングに対して強い接着力を持っています。そのため、印刷インキ、塗料、接着剤の分野で広く使用されています。主な用途は次のとおりです。
1 BOPP 薄膜用の主要な樹脂複合印刷インキの製造として使用されます。
2 BOPP 薄膜や紙の接着剤、BOPP 薄膜感圧テープの内側コーティングなど、接着剤製造用の主要樹脂として使用されます。
3 成膜性が良く、光沢があるため、ポリプロピレンPEPPのコーティングとして使用されます。